くちびるの訓練

くちびるの訓練についてです。


シリーズで出している舌の癖の除去と少しはずれているように思われますが、舌の癖の除去を行うとき、くちびるの訓練も合わせて行っています。



上の写真のように、普段から口がぽかーんと空いていることが多い人は、前歯が前に倒れていることが多いです。
舌、唇、頬などの筋肉がバランスよく機能することで、歯並びは良くなります。


くちびるのトレーニングにはいろいろな商品が売り出されていますが、身近にあるものでトレーニングは可能です。



直径2〜3cmぐらいのボタンを用意し、ボタンに40cmぐらいの糸を通して端をむすびます。
これで出来上がりです。



ボタンをくちびるでくわえ、糸を引っ張ります。
ボタンがはずれないように、くちびるをしっかりと閉じます。


引っ張る方向を、上向き、下向き、右、左、前など、変えることで効果的に唇の筋肉を鍛えることができます。
引っ張る力はボタンがはずれるか、はずれないか、ギリギリの力で引っ張ります。
引っ張る時間は5秒以上で、はずれないようにこらえてください。


くちびるの力がどの程度ついてきたかは、糸の先にペットボトルを結びつけ、ボトルに水を入れてボトルをもちあげ、その重さを測ることで確かめることができます。


くちびるを閉鎖する力がついてきたら、ボタンの大きさを小さくしてみてください。




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宮崎の矯正歯科医