不正咬合の指摘と相談

今朝うちのかみさん(一般歯科医)と、
『「歯並び・咬み合わせの相談を受けた時に、今まで歯医者さんで歯並びについて何かご説明を受けましたか?」
と聞くと、
「いえ、歯医者さんから一度も歯並びについて指摘を受けたことがなかったので、自分では最近まで歯並びが悪いとは思っていませんでした。」とか、
「歯並びやかみ合わせが悪いとは思っていたけど、歯医者さんから一度も説明を受けたことがない。」
といわれることが多いよね。』
という話をしていました。



実際、初診で「鏡を見ていて最近気になるようになった。」とか、
「家族や知人に最近になって指摘されて気になるようになった。」とか、
「今回初めて相談した。」
というかたが多いです。



歯並びを指摘しなかった歯科医は決して歯並びやかみ合わせを見落としているわけではありません。
指摘しなかった理由は恐らく、
①「不正咬合の程度的には軽度なので、指摘するほどではない」と思っているか、
②「不正咬合の程度的にはやや重度だけど、患者さんから相談されていないので気にされていないのでは」と思っているか、
③「不正咬合の程度的にはやや重度だけど、患者さんから相談されていないのはものすごく気にしていて、話題として触れたくないのでは気にされていないのでは」と思っているかのどれかだと思います。



歯科医師としては、患者さんの様子を見ながら②,③の場合はなるべく不正咬合の指摘と治療についての説明をした方が良いと思いますが。
まあ、難しいところかもしれません。



もし、歯並びや咬み合わせの不正に気付かれているなら、歯科医師が説明をするのをためらっている場合もありますので、かかりつけの歯科医師に一度相談してみてください。




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