スマイルライン
欧米では、テレビ、新聞や雑誌によく出てくるような有名人はほとんどが矯正治療経験者か、矯正治療中だったりします。
映りを意識し、ネガティブな印象をできるだけ与えないようにという配慮もあるのでしょう。
矯正治療に対する意識も異なり、
アメリカでは子供の歯並びを良くすることが親の義務だと言っていたり、
成人になってから矯正治療を始めると、子供のころに受けさせてもらえなかったのかなと思われたりします。
矯正治療に限らず、審美に対する要求はシビアで、良い印象を受けたいという欲求はかなりのものです。
そういった背景から、アメリカなどではスマイルの時の見栄えも重視され、歯の見え方をどのようにすれば魅力的なスマイルが得られるかということも研究されています。
上の二つの写真は歯並びという点からは並んでいますが、スマイルの時の歯や歯ぐきの見え方が異なります。
スマイルのときの歯や歯ぐきの見え方は、上の歯の位置と表情筋の機能が関わってきます。
上の写真では上の前歯が下に伸び出しているため、歯ぐきが大きく露出し、
下の写真では口角を引き上げる表情筋の機能が低下しているため、少し年老いたスマイルになっています。
上の写真は理想的なスマイルラインです。
上くちびるのラインからわずかに歯ぐきが見え、下くちびるのラインの少し上に上の歯の先が並んでいます。
みなさんのスマイルはどのような感じですか?
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宮崎の矯正歯科医