矯正の資料

先日日本矯正歯科学会から東日本大震災に罹災した会員に対する被災状況の確認と救済に関する書類が送られてきました。
その救済策のひとつに症例診査の条件緩和に関するものがありました。



正治療は長期間の治療になるため、一人の患者でも資料が多くなってきます。
特に模型やフィルムのレントゲンは開業年数の長い先生には保管場所に苦労するぐらい膨大なものになります。
これらの資料は治療の経過を知る上で貴重な資料で、喪失すると二度と取り戻すことができません。
デジタルデータ化されていれば、バックアップを用意することや、データの復旧も可能かもしれませんが、昔のフィルム、スライド写真、レントゲンフィルム、模型をスキャンしてすべてデジタルデータ化するのは、コストと時間がかかりかなり困難です。



私の歯科医院の場合、レントゲン、カルテ、写真はすべてデジタルデータで、バックアップをとっていますが、模型はデジタルデータとして保存していません。宮崎も今後30年以内に大きな地震が発生することも予測されています。模型が少ない今のうちにデジタルデータ化したほうがよいのかもしれないと思っています。



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宮崎の矯正歯科医