幼児の矯正治療を新しく設定

私の歯科医院では、乳歯のみの幼児、乳歯と永久歯の混じった小学生ごろの矯正治療をひとくくりに「こどもの矯正治療」として設定していました。



正治療では、
早期に治療すれば早期に治療が終わるものもあれば、
早期に治療した方が良いが治療が長く続くもの、
早期に治療しても、あとで治療してもあまりかわらないので、あとから治療した方が良いもの、
などさまざま患者さんがいます。



この中で治療システムや料金設定を考える上で問題になるのが、
早期に治療すれば早期に治療が終わる場合、
早期に治療した方が良いが治療が長く続く場合、
の取り扱いです。



今まで私の歯科医院では、
乳歯のみの患者さんで早期に治療すればほぼ乳歯の間に治療がほぼ終わる人でも42万円、
乳歯のみの患者さんで早期に治療開始してもその後の成長をコントロールする必要があるため、長期に経過を観察しなければならない人でも同じように42万円、
となっていました。



これでは早期に治療がほぼ終わる患者さんに対してかなり不利益だと思い、
新たに「幼児の矯正治療」という設定を作りました。
「幼児の矯正治療」は早期に治療を開始して、歯が生え換わる前に(かみ合わせだけでなく機能的にも)良好な状態になったら、そこで終了。
歯の生え換わり後も治療の継続や観察が必要な場合は、成長期の治療継続料を頂いて治療を継続する、
というように分けています。


幸い、今まで乳歯のみで治療を開始した患者さんはいませんでしたので、新たなシステムを作っても以前から来ている患者さんの不利益にはなりません。



早期治療を希望している保護者のかたにできるだけ来院していただけるように、今後も必要があればシステムの見直しをしていきたいと思います。


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宮崎の矯正歯科医