人種、民族の違いと美人顔

人の好みは千差万別です。
しかし、好みには多数意見があり、やはり多くの人にとって好みとされるものは存在します。
一方で、昔から「蓼食う虫も好き好き」というように、少数意見を持つ人がいることによって世の中の多様性は維持され、それによって世界は面白くなっています。




さて、今日のお話は美人顔についてです。




韓国の形成外科医が、「人種や民族が異なるとどのような顔を美人と考えるか」(Attractive Composite Faces of Different Races. Rhee SC and Lee SH, Aesthetic Plastic Surgery, 34(6), 800-801)という面白い研究を発表しています。
この論文はCNNにも取り上げられていて、記事によると、
アフリカ系、白人系、中国人、日本人、韓国人について、それぞれの人種、民族の中で活躍する美人女優、モデル、アーチストの顔をミックスして作りあげたようです。

日本人の顔は広末涼子さんや沢尻エリカさんなど、14人の美人の顔をミックスしたようです。




ちなみに、日本人女性の平均顔です。



日本人の美人顔の平均と、日本女性の平均顔を並べてみました。




論文には、平均顔よりも美人の平均顔のほうが美人に見えること、美人の平均顔がかならずしもその民族、人種の理想の美人顔ではないと書いてあります。でも、十分に美人に感じますけど。



同じモンゴロイドでも中国人、日本人、韓国人の美人顔は少しことなっています。
私の主観でも、それぞれの美人顔は美人に感じますが、日本人の美人顔に一番惹かれます。



おそらく、日本人の中でも世代が異なれば美人顔の平均が異なるのではないでしょうか。
各世代ごとの美人顔の比較を見てみたいものですね。
あと、高望みですが、10代から40代の美人顔の平均とセファロデータの比較があれば矯正治療に活用してみたいですね。



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