トレース

矯正の治療計画を立案するとき、レントゲンのトレースをします。
昔はレントゲンフィルムの上にトレーシングペーパーなどを貼り、鉛筆でトレースしていました。


レントゲンのデジタル化が進み、フィルム上に現像しなくなり、現在はモニター上に表示しています。


成長期のお子さんの治療で、成長の状態を把握するためにどうしてもトレースをしたいのですが、モニター表示しているレントゲンのトレースをAdobe IllustratorやACDのCanvasのようなドローソフトでトレースしていました。


マウスで線をプロットしているとどうしても操作性が悪く、以前のレントゲンフィルムのトレーシングペーパーを用いたトレースのように表示した画像上に直接ペンでプロットしたいと思っていました。


最近WacomからCINTIQというモニター表示できるペンタブレットが出ているのを知り、購入してみました。


モニター表示されたレントゲンの上で、直接ペンで線を書くことができるので、マウスでプロットするよりもはるかに操作が容易になりました。


13インチのものを買いましたが、拡大縮小する手間が面倒なので、レントゲンを大きく表示できる27インチのものが欲しくなってしまいました。