歯学部・歯科大の定員割れ

歯科業界の印象は、昔は「儲かる」というものでしたが、現在は「ワーキングプア」と変わってきました。
特にここ数年はその印象が定着してきています。



全国の歯学部・歯科大の定員総数は2459人ですが、実際に入学したのは2158人(87.8%)にすぎません。
実際に入学した人数/入学定員総数を充足率といいますが、20年は96.9%、21年は92.4%、22年は84.7%だそうです。
23年は前年より改善しているように見えますが、実際には定員が129人減っているので入学者で比較すると34人減っています。



定員割れは例年は主に私立で見られましたが、今年は震災の影響を受け、東北大学の歯学部でも生じました。
特に原発事故のあった福島県にある奥羽大学では昨年より8.3%下落しているそうです。



このまま低下が続けば歯学部や歯科大学の整理が始まるかもしれません。




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