矯正治療と異常機能

正治療を行っているとほとんどの患者さんが大なり小なり異常機能を持っていることに気付きます。


上顎前突や上下顎前突の患者さんの口唇閉鎖の問題、
上顎前突の患者さんの立位や座位の姿勢の問題、
非対称患者さんの咀嚼の問題、
開咬患者さんの呼吸や舌の問題
などなど。


治療する上で、咬ませることだけ考えるならなんとかなるのですが、成長期で正常な発育に誘導したいときとか、治療後の安定を考えると機能異常の改善に踏み込んで機能を正常に導く必要があります。
異常な機能も千差万別で、どの患者さんについても良好な結果を得るためには、耳鼻科、整形外科、皮膚科、言語療法、リハビリなど知識など様々な領域についても知識が必要となります。
つくづく矯正治療の奥の深さが身にしみます。


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宮崎の矯正歯科医