いつ矯正治療を始めるかの認識について

先日手元に届いた日本矯正歯科学会の学会誌の論文、
「矯正歯科治療後における患者および保護者へのアンケート調査」から。



松本歯科大学で矯正治療をした121名の患者さんと保護者に対するアンケートによると、
全体の46.3%が中学に入学する前に矯正歯科への通院を開始しています。


振り返って、今考えるといつ通院を開始したら良かったかという質問に対しては、
小学3〜4年頃が25.6%、小学5〜6年頃が24%で、中学入学前に開始すれば良かったと考える方が64.5%になっています。


実際に矯正歯科に通院し始めた時期よりも、あとで考えてみるともっと早くに始めれば良かったと思っているようです。



また、治療が終了した時期は、
中学が21.5%、高校が26.4%、大学が16.5%、大学以降が23.1%でした。


いつ頃治療が終了していれば良かったかを尋ねた質問では、
中学入学前が10.7%、中学が31.4%、高校が29.8%、大学が7.4%だったそうです。


実際に治療が終了した時期より、もっと早く治療が終了していれば良かったと考えてるようですね。



以上から、
多くの患者さんが、
「もっと早くに矯正歯科に行っていれば、もっと早いうちに治療が終わったかも」と考えているのかもしれません。




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