降灰の思い出

私の出身大学は鹿児島大学です。
学生時代はまだ桜島の火山活動が活発な時期でした。
桜島の灰は夏になると鹿児島市方面に降り、冬は垂水や鹿屋方面に降ります。
鹿児島では天気予報で桜島上空1500mと3000mの風向きを出しています。
これを見ながら、「今日は灰が降るな」とか判断したものでした。



その灰ですが、ドカ灰というぐらい灰が降るときは、噴煙の下にいると空は昼間でも真っ暗で、視界不良、少し前の信号も見えにくいぐらいになります。
一晩で車の上に灰が数cm積もることもあります。



夏の暑いときでも灰が降ると窓を開けることができません。
窓を閉めていても室内に灰が入り込んだりします。
口の中がジャリジャリしたり、眼に入るのも困りものでした。
洗濯も外で干せません。



うーん。今思い出しても良い思いでがないですね。